演出より

公演が終わって2日が経ち、今までを振り返ってみると様々な出来事が蘇ってきました。
クラス全員で何時間も話し合って戯曲を民衆の敵に決め、脚本を打ち込み、脚本改訂をし、オーディションを行い、発声練習やシーン練が始まり、会場練をやり、リハーサルをやって…。
劇をより良いものにしたいと色々なことを全力でやっていく中で、周りの仲間に迷惑をかけ、嫌な思いをさせたことは数え切れないほどありました。
そんな私を最後まで応援し、ついてきてくれた306のみんな。講評をして下さるなど、いつもそばで見守って下さった白木先生。3年劇を支えてくれた三舞会、学実、先生方。
たくさんの方々のお陰で、民衆の敵は、306の私たちにしか作り上げることのできない最高のものとなりました。
みなさんにとってこの劇が心に響く、忘れられないものとなったならば、これ以上幸せなことはありません。

最後に演出の仕事を通じて貴重な体験をすることができ、多くの方々に支えてもらえたことに心から感謝申し上げます。

今まで本当にありがとうございました。

                                                       
                                                       演出    内山 陽月